2022年2月11日
■読書感想
リーダーの仮面 著者 安藤広大さん
2021年上期一番売れたリーダーシップの本とのこと。
著者は、「識学」って考え方を活用、識学は組織の錯覚や誤解を解決する学問とのこと。
正直あまり共感は出来なかったけど、、、長期的に組織貢献を考慮すると、自分は悪者(リーダーの仮面を被る)になろうとも、部下の育成をリーダーの立場で考えるべきとの考えに思えた。
具体的には、ルールと目標(数値)を明確にして、プロセスは考慮せず結果をもとに評価をする。目標を満たすことが出来ない結果の場合は、改善点を挙げる、なぁなぁな関係ではなく(部下とは距離を置く)、リーダーの立場(位置)と部下、関係とする。よっぽどのことがないと、褒めることもしてはいけないとのこと。
共感出来ないのは、著者は給料を貰ってる以上は組織利益に貢献することを第一に考えるべきとの考えに見えるが、仕事をする上でせっかくなので楽しくやること、仕事をする上で組織への利益ではなく、自分自身の人間的成長(人と人とのコミュニケーションで)も見るべきに思えた。
ただ、単にいい人ではリーダーは出来ないのも事実であり、決断や言い切る言い方にすべきとの依頼の仕方は参考になった。
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